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東京都特派員ブログ

有田焼みつけた!!

2022年02月25日

有田観光協会 at 17:00  | Comments(0)
今回は、東急田園都市線の二子玉川駅の隣にある用賀駅から徒歩8分ほどのところにある「藤の湯」さんにお邪魔しました。


住宅街の中にある藤の湯さんは、隠れ家のようでありながらも堂々とした佇まいです。
創業はなんと昭和30年。最近は銭湯が減ってきているけれど、藤の湯さんはコアなファンに支えられて今まで続いてきているそうです。

そんな姿も有田焼の歴史と重なるところがありますが、なぜブログで紹介しようと思ったのかと言うと、藤の湯さんで使われているタイルが有田焼だからです!

なぜ有田焼を使う事になったのかなどを、2代目の当主で東京都の銭湯組合の支部長も務めていらっしゃる山口 欧太郎さんに伺うことができました。


もともと、山口 欧太郎さんのお父さんが骨董品や陶器を愛してやまなかったそうで、壁のタイルは岩尾磁器さんにお願いをして作って頂いたそうです。細部までこだわっておられて、男湯と女湯のそれぞれの入口にも有田焼が使われています。
実際に完成した時は、嬉しさから有田町まで来たと話してくださいました。


藤の湯を愛しているお客さまの評判もとっても良いそうです!





岩尾磁器工業のタイルを触らせてもらいましたが、ずっしりとした重みがありました。有田焼は食器の印象が強かったですが、生活の色々なシーンでも使われているんだと学びました。


私は、恥ずかしながら今回初めて銭湯に行きました。
期末テストが終わったら、父と藤の湯さんに行ってお互いの背中を流してから檜のお風呂に浸かり、有田焼のタイルを見ながらリフレッシュしたいと思います!

テーブルウェアフェスティバル2022 後編

2022年02月07日

有田観光協会 at 15:30  | Comments(0)
東京ドームホテルで1月29日~2月6日まで開催されているテーブルウェアフェスティバルに行って来ました。
今回は後編です。(前編はコチラ)


篠原将太さんは、有田焼卸団地協同組合青年部会長も務められています。
篠原さんが有田観光協会のホームページで配信されている「伝トーク」という番組でSDGs×有田焼などの話をされていた事がとても勉強になった為、いつかお会いしたいと思っていました。
伝トークはコチラ

まるぶんさんでは、ラーメンが大好きな私にはたまらない「究極のラーメン鉢と究極のレンゲ」を購入させてもらいました。


究極のラーメン鉢
このラーメン鉢を作るために食品メーカーに何度も持って行き、より良いものを追求して完成させたそうです。
どういったところが、究極なのか。
それは、7つの秘密があるそうです。


僕の悩みは、ラーメンを食べている途中にスープにレンゲが沈んで行方不明になる事でした。でも、このラーメン鉢は、レンゲに突起がついているので縁にかけられます。この素晴らしいアイデアが、僕のようにラーメンあるあるの悩みを解決してくれます。

そして、袋麺を究極のラーメン鉢で食べると味がより美味しくなると聞いて、早速試してみました。
すごく美味しい!!ラーメン自体は変わってないのに、魔法のようです。
ラーメンの味が何倍も美味しくなる体験を、ぜひ皆さんもお試し下さい。
ラーメン鉢の絵柄は、累計で300種類ですが、現在販売しているものは120種類近くもあります。
その中で、篠原さんおすすめのペンギンの絵柄にしました。ジェンツーペンギンという細かい特徴を捉えて描かれていて、とてもかわいいです。

今回、賞美堂さんとまるぶんさんの商品を購入体験を通じて、消費者の好みや利便性を細部に至るところまで反映させて有田焼を作っているんだということを実感することが出来ました。

会場には、今回のテーマにあるように伝統と現代を掛け合わせた有田焼が多く出品されていました。食事をより充実した時間にする事で日常がカラフルな彩りになるので、食器には色々な魅力があると改めて感じる機会になりました。

テーブルウェアフェスティバル2022 前編

2022年02月04日

有田観光協会 at 15:00  | Comments(0)
今回は、東京ドームホテルで1月29日~2月6日まで開催されているテーブルウェアフェスティバルに行って来ました。
初めてなので、とても楽しみにしていました。



和食器と洋食器が同じ会場で見ることが出来る、国内最大級の「食卓を彩る器の祭典」です。
そして、和食器は日本全国の有名なお店や窯元が約250店舗出店していました。
それぞれの焼き物の地域を訪れる楽しさもありますが、東京で全国の食器を一度に見れる機会はとても有意義な時間となりました。

その中で、有田焼ブースでは8店舗、また同じ会場内に6店舗の商社や窯元が出店していました。
沢山の素敵な有田焼に囲まれ、まるで有田町にいるような体験をしました。


賞美堂の蒲地佑麻さんとまるぶんの篠原将太さんに、接客対応などで忙しい合間にお話を伺うことが出来たので前編後編でお伝えしたいと思います。



賞美堂の蒲地佑麻さんに、若い方がよく手に取り購入されるお皿を紹介して頂きました。



若者に人気な有田焼
それは、有田焼らしさが詰まった伝統的な絵柄だったので驚きました。若い方は白いシンプルなお皿を好むと思っていたのですが、それはありふれている事もあり逆にこうした有田焼らしい絵柄に魅力を感じてもらえるのだと思います。
シンプルな物ももちろん素敵ですが、こういう職人さんの筆で一つ一つ絵柄を描く事で完成するお皿を手に取って貰える事は嬉しいです。



鍋にピッタリなお皿
そして、この写真は寒い時期にピッタリな鍋に合うお皿です。
どういったところが、鍋に合うのか。
九州の方々は鍋に薬味を使う風習があることを取り入れ、お皿にゆず胡椒などをのせる場所を作ったそうです。
このようなひと工夫が施されている事は、使い手の気持ちに寄り添っている作り手の想いが伝わってきます。
私も、こちらのお皿を購入させて頂きました。おでんを食べる時に、いつもお皿の縁につけていた辛子が時間がたつと
落ちてスープに溶けてしまう経験を何度もしているので、このお皿を使えば、ストレスなく食べられます。


賞美堂さんは、若い方々に有田焼を使って頂く為にどのような料理とお皿を合わせたら良いかを提案している、まさにテーブルウェアをまとめた書籍を販売されています。

書籍:有田焼を愉しむ食卓とレシピ 伝統文様×色彩×料理で魅せる31のテーブルコーディネート -
【公式】賞美堂本店オンラインショップ