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東京都特派員ブログ

有田の魅力伝えちゃうぞin東京

2025年01月07日

有田観光協会 at 16:00  | Comments(0)  | 東京都特派員
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

東京都特派員ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、昭和女子大学よかねARITAプロジェクトの皆さまが企画・運営された「有田の魅力伝えちゃうぞin東京」に登壇者として参加させていただいた為、その報告をさせていただきます。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京

まず、昭和女子大学よかねARITAプロジェクトとは、佐賀県有田町と協働し、佐賀県有田町の伝統工芸品「有田焼」の魅力を発信し、地方活性化のための課題の発見、解決を目指し活動されている学生で構成されたプロジェクトです。

よかねARITAプロジェクトは、2021年6月にスタートされ、3年以上も活動されています。
このプロジェクトはゼミや授業とは異なり単位が大学からでるようなものではなく、佐賀県有田町に関わりたいと思った学生が学部の枠を超えて集結し、
「本気で有田町と向き合う」熱い思いを持ったメンバーがそれぞれの視点で有田町・有田焼の現状に向き合っています。

私がよかねARITAプロジェクトの皆さまと交流させていただくことができたきっかけは、先日このブログでもご紹介した南青山で開催された「ジバニイキル」でした。
ジバニイキルにて、偶然学生メンバーの皆さんと、研究員を務められている熊澤さまにお会いし、プロジェクトの活動や参加のきっかけなどを伺い、私も現在有田町で活動していることなどをお伝えし、交流させていただいたことがきっかけでご縁をいただくことができました。

その後、プロジェクトとして「有田の魅力を東京で若者に伝える」イベントを開催するにあたり、若者として有田町の活動をしている身として私にも声をかけていただき、参加させていただくこととなりました。


2024年11月30日、イベント当日です。
昭和女子大学の通っている学生や留学生など、基本的に学生が20人ほどイベントに来てくださいました。
イベントの構成は、まず「有田町ツアーin 東京」、「トークセッション」、「ARITA×FOODコラボで楽しむ器の世界」、「交流タイム」の順に進んでいきます。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
※開会式の様子
「有田町ツアーin東京」とは、学生プロジェクトメンバーの皆さんが有田町で撮影した写真を展示して擬似ツアーを行い、参加者に有田町の魅力を伝えるという企画でした。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
有田観光協会より貸出いただいた観光ガイドのジャケットを羽織り、泉山磁石場、陶山神社、有田ポーセリンパーク、そしてトンバイ塀のある裏通りを写真とともに詳しく説明していきます。有田町に行ったことがないという方がほとんどだった為、写真やメンバーの方の説明を通し「こんな素敵なところがあるんだ!」という新しい発見に溢れる時間を提供されていました。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
有田町ツアーを通し、町の全体像がふんわり掴めたところで、「トークセッション」に移ります。
”有田町という地域と関わり続ける” という点にフォーカスし、登壇者(有田町まちづくり課 青木菜摘氏、有田町インターン経験・有田町出身 金子あさひ氏、よかねARITAプロジェクト学生メンバー中村玲季氏、そして有田観光協会東京都特派員 蒲地陽太朗)のそれぞれの視点で地域の活性化について若者の素直な意見で捉え、意見を交換する時間を過ごしましました。

それぞれの立場や関わり方によって見えてくる有田町は異なるものの、有田町の良さは「人」であるという点は皆共通の認識として持っていました。

ただ、移住や他の地域から人を呼び込むというテーマでは、若者の目線で考えると厳しい意見が出ることもあり、「就職や居住環境の整備に関する不安」や、「既にあるコミュニティにどうすれば仲間に入れるか」など、地方ならではの心配事や心理的障壁をどうすれば緩和できるかなどの議論がされました。

ただ、地方に行ってみたいという願望は都内に住む学生は多く持っており、「地方の受け入れ」と「行きたいと思う気持ち」がどうマッチングできるかが鍵なように感じました。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
有田町に関係を持つ「有田人」の話を聞いた後は、参加者の方に客観的に有田町の課題は何か、どう解決すれば良いのかのワークを行う時間となりました。
有田の魅力伝えちゃうぞin東京
行ったことがない、見たことがないからこそ、新鮮な発想で次々とグループで議論されるアイディアや話題はとても刺激的でした。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
駅前は地域の顔だからこそもっと有田焼を押し出した圧倒される賑わいを作り出せないかといった意見や、若者に対するアプローチとしてSNSでの斬新な発信方法の模索など、様々なアイディアを提案してくださいました。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
最後は、「ARITA×FOODコラボで楽しむ器の世界」です。
「有田焼は使ってみてさらに良さがわかるものである。」ということで、実際にプロジェクトの学生さんがセレクトした豆皿に佐賀・有田の銘菓やお菓子を乗せて食べる時間を過ごしました。

有田の魅力伝えちゃうぞin東京
普段は洗うのが面倒だからと思い、紙皿や食器を使わないという方でも、有田焼の上になんともない普段のお菓子を乗せるだけで雰囲気が変わる体験を通して、食器の持つ価値や魅力が伝わったのではないかと感じました。
使用した豆皿はプレゼントということもあり、有田焼第一号を手にした皆さんが、使っていてよかったからまた買ってみようと思ってくださると最高です!


今回のイベントは、東京という情報と流行に埋もれてしまいやすい環境の中で、リアルで触れて、見て、聞くという体験を通してオンラインでは得ることのできない有田町・有田焼の魅力と価値を伝えることのできる本当に素晴らしいイベントだったと思います。

このイベントをきっかけに、今後街中で「有田」という文字を見かけた時に、二度見してくださる方が増え、ぜひ行ってみようと友人や家族の手を引いて有田へ来てくださると嬉しいです。

このイベントを企画・運営をして下さった「よかねARITAプロジェクト」の皆さまに心より感謝いたします!


そして、昭和女子大学研究員を勤められている熊澤慎太郎さま、プロジェクト初期の頃より参加されている中村玲季さまと、司会進行を務められた若杉妃菜さま、金尾理奈さまがイベントの感想を書いてくださいましたので、

コチラのページにてご紹介させていただきます。

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