目的で探す

東京都特派員ブログ

有田ウィンドウディスプレイ甲子園

2022年09月21日

有田観光協会 at 15:00  | Comments(0)  | 東京都特派員
今回はありたさんぽのブログでも紹介されていた、「有田ウィンドウディスプレイ甲子園」について書きたいと思います。


このイベントは、有田町及び近隣市町の高校生を対象に有田内山地区を舞台に、店のショーウィンドウを飾り付けてそのデザイン性や出来栄えを競うコンテストです。高校生を対象としたウィンドウディスプレイの大会は国内で唯一です。


投票は、展示期間中に参加店に設置されているにて投票する方法に加えてインスタグラムの「いいね」ボタンでの投票も可能となっていました。
現地に足を運べない方でも、SNSを通して高校生が制作したウィンドウディスプレイを閲覧でき、投票できるという仕組みがこのコンテストを広げています。


今年の夏で開催17回目を迎えたこの活動は、「有田雛(ひいな)のやきものまつり」という有田焼で作られた「ひな祭り」のイベントの目玉として、有田町づくり女性懇話会というボランティアグループが発案・企画したことが始まりのきっかけでした。

今は有田観光協会が主催となり、昨年は過去最多の20チーム67名が参加するまでに成長を続けています。

これからのイベントの展望を有田観光協会の方々に取材させて頂いた所、
2つの事を教えてくださいました。

1つ目は現在参加している、福岡・佐賀・長崎以外の九州圏内に住む学生達にも多く参加してもらい出場校を増やすこと。2つ目は
参加加盟店の協力体制を整えることでした。
メディアでも多数取り上げられている事から、今後更に注目されるイベントへと発展していくこと間違いなしです!


私自身今年の夏は、コロナの影響もあり有田へ行く事が出来ず同じ高校生へ直接お話を伺う事が出来ず残念でしたが、インスタグラムを通して投票させて頂き楽しく参加させてもらいました。

人を魅了させる力を持つ有田焼と高校生達の斬新で意表を突くような発想力が融合した世界観がショーウィンドウで繰り広げられる様子は、圧巻です。


また、数々のショーウィンドウが歴史ある、内山地区を彩ることで、開催期間中はいつもと違う顔をした有田町を見ることができます。そして、高校生と町の方々の新たなつながりが生まれるきっかけとなり、有田と有田焼の輪が少しずつ広がっていくことを願っています。


東京都特派員として多くの方々へ取材している中で、有田焼の400年の歴史を持つ有田町の方々の底力と逞しさを日々肌で感じています。前に進むことを全力で楽しんでいる有田町は、本当に素敵で大好きな町です。

これからも、たくさんの方々へ有田町の魅力を知って貰える様に、頑張っていきたいと思います。