有田の魅力伝えちゃうぞin東京 「よかねARITAプロジェクト」の皆さまからのメッセージ

有田の魅力伝えちゃうぞin東京 「よかねARITAプロジェクト」の昭和女子大学研究員を勤められている熊澤慎太郎さま、プロジェクト初期の頃より参加されている中村玲季さまと、
司会進行を務められた若杉妃菜さま、金尾理奈さまからイベントの感想をいただきましたので
ご紹介します。
<熊澤慎太郎さま>
昭和女子大学よかねARITAプロジェクトも4年目を迎え、今年度は佐賀県有田町の活性化に関わる学生コミュニティの立ち上げを目指し、
9月の有田町での現地イベントと、11月の東京イベントを開催しました。
地域活性化に関心があっても、どのように関わってよいかわからない、何かにチャレンジしたいがきっかけがないという学生のみなさんが、
有田町の魅力を知り、有田町の課題に対して、思いっきりチャレンジしながら、ご自身の成長に繋げていく、そのような機会を作ることで、
そこに関わる全てのみなさんがご自身の未来を切り拓いていく、そんな場をみなさんとともに育んでいきたいと思います。
<中村玲季さま>
私は今回のイベントに、メンバーとして企画運営に携わることに加え、トークセッションにも参加させていただきました。
「東京で有田町の魅力を発信すること」を目的としたイベント企画にあたって、有田町を全く知らない方にどうしたら楽しんでいただき、私たちが活動で知った有田町の魅力を伝えられるか試行錯誤いたしました。
そこで、有田観光協会の「有田観光まちなかガイド」のガイドの方が着用される黄色いベストを着て写真の前でガイドをしたら楽しそう!と思いつき、
ベストをお貸出しいただき「有田町ツアー」を実施したことで、有田町の魅力を少しでも体感していただけたのではないかと思います。
「行ってみたいと思った」「有田焼だけではない有田町の魅力が伝わった」という声が大変嬉しかったです。
そして、トークセッションでは有田町の魅力を伝えつつ、課題点も挙げることで、地域活性化の観点でも参加者と一緒に考えることができたと感じています。
外から見た有田町・内から見た有田町でも、課題認識やそれに対する考え方が少しずつ異なることに気がつきました。
個人的には、「あなたにとって有田町とは?」という質問に、「故郷」「第2の故郷」と回答が揃ったことが大変印象に残っております。
よかねARITAプロジェクト3年間の活動で、有田町の皆さまに関わらせていただいたり、今回のように蒲地様と関わらせていただいたりするなど、貴重な経験をさせていただけていることに大変感謝しております。
この経験を活かし、プロジェクトや大学卒業後にも有田町に恩返しができるよう努めてまいります!
有田観光協会東京特派員としてのますますのご活躍を祈念しております!
昭和女子大学よかねARITAプロジェクト
国際学科4年中村玲季(なかむら・たまき)
<若杉妃菜さま>
昭和女子大学よかねARITAプロジェクトに参加している、食安全マネジメント学科3年の若杉妃菜(わかすぎ・ひな)です。
私は1年生のときに初めてこのプロジェクトに参加し、有田町を訪れました。
母の実家が福岡だったため有田焼に馴染みはあり、聞いたことはありましたが、訪れるまでは” 有田焼”が有名だな~くらいにしか思っていませんでした。
実際に行ってみると、役場のみなさまをはじめ町全体が温かく、自然も豊かなため歩いていて気持ちの良い素敵な町で都会に戻りたくなくなる!と感じるほどでした。
今回のイベント「有田の魅力伝えちゃうぞin東京」では、東京イベント係として企画・運営を行いました。
今までもプロジェクト活動は行ってきましたが、イベントを一から企画・運営することは初めての経験でした。
今回はよかねARITAプロジェクトとしても初の試みである首都圏の人を対象にしたものだったので、まずは有田町を訪れたこともなく知らない人たちに伝えるには”有田焼”の魅力を伝えようという思いから企画していきました。
私も元々お皿でそんなに見栄えが違うのかなと思っていたのですが、様々な窯元さんの有田焼を見ていると少しずつ味が異なりこのお皿だったらどんな食品を置くのが合うのかな~と考えられるようになりました。
昨今では、片付けが大変だったり値段が張ってしまう点からお皿にこだわらない人も若者を中心に増えているかと思います。
そんな若い人を中心に、まだまだ勉強中ではありますが私の感じた”有田焼”の魅力や食品と一 緒にお皿も選ぶという楽しみを伝えたい!と思い、秋の陶磁器まつりに行き1つ1つ手に取り参加者へのプレゼントの豆皿を選びました。
選びながらも有田焼を彷彿とさせるお皿や真っ白のお皿、果物が描いてあるものなどたくさんあり本当に迷ってしまい、改めて有田焼の多様さ、奥深さを感じました。
イベント第3部で有田町のお菓子とともに豆皿を選んでもらうと、「有田焼は青色のイメージがあったから真っ白のものがあり気になった。かわいい!」などの参加者からの感想を聞くことが出来、 少しでも有田焼の魅力が伝わり、身近になれば嬉しいなと思いました。
また、第1,2部のトークセッションとワークショップでは、有田町について視点の異なる登壇者の方をお招きしそれぞれの思う有田町についてお話していただきました。その話をもとにワークショップでは有田町をPRするためにどうしたらよいか、就職したいと思う町にするためにはというテーマで意見だしをしてもらいました。
もちろん実際に足を運んでこそ、有田町の温かさが身をもって実感できると思いますが、都内にいながらも少しでも有田町へ関心を向けてもらえたらと思っています。
今回のイベントでの反省点は生かしつつ、今後も少しでも都内にいながら有田町に貢献できるよう、精一杯活動してまいります。 そして、また必ず有田町を訪れパワーチャージをしてこようと思います!
<金尾理奈さま>
よかねARITAプロジェクト2年目の金尾理奈(かなお・りな)です。
今回の東京イベント「有田の魅力伝えちゃうぞin東京」では司会を担当しました。
イベントの司会をやること自体が初めてだったので緊張しましたが、イベントの目的でもある、有田町の魅力をたっぷり伝えたいという想いをもって進行することが出来たと思っています。
イベントの内容は、有田町のツアーから始まり、登壇者様のトークセッション、有田町について考えるワークショップ、さらに有田焼を実際に手に取って触れる体験と盛りだくさんでした。
この構成になったのは、私たちプロジェクトメンバーが実際に有田町に行った際に感じた魅力を東京の学生の視点で伝えようとなったからです。
2時間半のイベントの中でどのような流れだったら参加者に魅力を伝えられるのか、チームメンバーと打ち合わせを何度も行い、最終的にこの内容になりました。
イベント参加後に参加者に実施したアンケート結果では、「有田町に実際に行ってみたい」や「有田焼だけではなく、歴史的・文化的に豊かな町だと知ることができた」などの声をいただき、イベントの目的を果たせてほっとしています。
一方で今回のイベントでの反省も多くあるので今後の活動に生かしていきたいと考えています。
最後に、今回のイベントでは東京近郊の学生をターゲットにしていましたが、将来的には日本全国、津々浦々に有田町の魅力を伝えていけたらと思っています。
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「よかねARITAプロジェクト」の皆さまありがとうございました!